横浜にカップヌードルミュージアムができたのは2011年。
既に7年が経ちますが、横浜に住んでいるにも関わらず今まで一度も訪れたことがありませんでした。
観光スポットなのでいつも混雑していますし、展示を見てマイカップヌードルを作るだけでしょ、と正直思っていました。
先日、そういやまだ行ってなかったなと思い出し、ベネフィットステーションのページを見てみるとなんと入館料が無料のクーポンがあるではありませんか。
そんなわけでこの機会に2歳の娘を連れてカップヌードルミュージアム横浜に行ってきました。
その結果、幼児でも十分楽しめました!オススメです!
カップヌードルミュージアム横浜の基本情報
場所
カップヌードルミュージアム横浜の場所はコスモワールドや横浜ワールドポーターズの向かい側の敷地にあります。
最寄駅はみなとみらい線の「みなとみらい駅」もしくは「馬車道駅」から徒歩8分です。
東京・横浜方向から来られる場合は「みなとみらい駅」の方が一駅手前で道も分かりやすくオススメです。
JRや市営地下鉄の「桜木町駅」からも徒歩12分と徒歩圏内です。
地図は以下です。
営業時間
営業時間は10時から18時で、最終入館時間は17時です。
基本的に休館日は火曜日や年末年始ですが、正確には公式ホームページを確認してください。
料金
入館料として大人(大学生以上)500円かかります。
高校生以下が無料なのは子連れにとってありがたいですね!
割引情報
今回僕たちが利用したのは福利厚生などで幅広く提供されているベネフィットステーションです。
こちらは会社の福利厚生でついてきたりクレジットカードに付帯していたりするサービスです。
ベネフィットステーション会員の方は訪れる際に確認してみてください。
ベネフィットステーション会員ではない方も入館料の500円が400円になるクーポンがいくつか提供されています。
ここではスマホの画面を見せるだけでオッケーなものを2つ紹介します。
こちらにアクセスしてクーポン画面を受付で見せるだけで100円引きになります。
■ジョルダン
■いこーよ
駐車場
カップヌードルミュージアム横浜には40台車をとめられる駐車場がありますが、土日祝日は混雑のため駐車できないと思っておいた方が良いです。
もしとめられなかった場合は近隣の駐車場を探す必要がありますが、一番近いのは横浜ワールドポーターズです。
ただ、こちらも週末は昼には駐車待ちの車で渋滞するほどなので早い時間がオススメです。
横浜ワールドポーターズの駐車場は3000円以上購入で2時間無料のサービスがあり、以降は30分毎260円です。
詳しくはハムリーズ横浜の記事に書いています。
着いたらまず整理券を取りに行くことをオススメ
カップヌードルミュージアムに入ると直ぐに受付があり入館するためのチケットを購入します。
そのままミュージアムの展示へ進む前にやっておいた方がいいことがあります。それは整理券を取ることです。
当日、整理券を取ることができるのは以下の施設です。
・チキンラーメンファクトリー
・カップヌードルパーク
マイカップヌードルファクトリーとチキンラーメンファクトリーは3階、カップヌードルパークは4階にあります。
当日、この中ではマイカップヌードルファクトリーを優先して整理券を取ることをオススメします。
チキンラーメンファクトリーに関しては前日までの事前予約でほぼ埋まってしまいます。対象は小学生以上なのでここでは割愛します。
カップヌードルパークはゴールデンウィークなどの混雑日でなければ遊ぶ直前に整理券を取っても大丈夫だと思われますが、念のため早めに整理券を取ることをオススメします。
それぞれの施設の詳細は以下の「カップヌードルミュージアムの見どころ」内をご覧ください。
カップヌードルミュージアムの見どころ
子連れでカップヌードルミュージアムに訪れた時の見どころをまとめます。
日清が発売してきた商品のディスプレイ
入って早々、圧巻なのがこの商品のディスプレイです。
袋麺からカップ麺まで、今まで日清が発売してきた商品が壁一面どころか、二面三面に展示されていました。
展示は年別に発売された商品が整理されていて、懐かしい商品もありました。
また日本だけではなく海外でも発売されているので、国ごとにどのような商品が発売されているか知ることができました。
写真撮影もオッケーなので子供と一緒に撮影することができます。
安藤百福の考え方を学ぶことができる
カップヌードル生みの親であり日清食品の創業者である安藤百福の創造的思考について学ぶことができます。
創造的思考というと難しそうなイメージがありますが、新たなものを生み出す考え方のヒントを学ぶことができ個人的にとても興味深く勉強になりました。
特に百福シアターで安藤百福の生涯とどのような考え方を持ってきたかを知ることができます。
主にチキンラーメンとカップヌードルがどのように生まれたか、そして晩年まで開発に関わった宇宙食のスペースラムまで、生涯に渡り新たなものを創り出す姿勢に感嘆致しました。
さすがに幼児には難しい内容だと思いますが、親として学び育児に生かしていけるのではないかと思いました。
他にも安藤百福がチキンラーメンを開発した研究小屋が再現されていて実際に中に入って様子を見ることもできました。
6つのキーワードを元にした体験
創造的思考の元になった6つのキーワードを実際に体験できるコーナーがありました。
特に絵を触ると影が飛び出すコーナーには2歳児の娘も大興奮で何度も触って確かめていました。
他にもトリックアートがあり、不思議な写真を撮ることもでき家族で撮影しました。
スタッフも常時いるので気軽に写真を撮ってもらうことができます。
マイカップヌードルファクトリー
マイカップヌードルファクトリーは3階にあり、実施時間は10時から18時、最終受付は17時半です。
ここでは300円で自分好みのカップヌードルを作ることができるのですが、入場するには整理券が必要で時間で区切られています。
各回で定員があり午前中の時間から徐々に整理券が無くなっていくので、まずマイカップヌードルファクトリーに行き希望する時間の整理券の発券を行ってください。
整理券に記載された時間になったら、まず300円を払いカップをもらいます。
人数分購入する必要はなさそうでしたが、うちは娘の分も含め3個購入しました。
その後テーブルに着席し、カップに絵を描いたり色を塗ったりします。
2歳の娘はお絵かきが好きな年頃なので想像力溢れる!?絵を描いていました。
絵を描き終わると好きなスープの味や自分好みの具を選び梱包して終了です。
時間は30分もあれば全ての工程をこなすことは可能ですが、特に時間制限等はないので納得するまで絵を描くことができます。
娘にとってもこの経験は貴重だったようで、早く自分が作ったカップヌードルを食べたいと呪文のように唱えていました。
カップヌードルパーク
4階にあり、運営時間は10時半から17時半、最終受付は17時です。
3歳以上、小学生以下が遊ぶことができ90cmという身長制限もあるのでお気をつけください。
値段は子供一人300円で、大人も一人付き添いで入場することができその場合は追加料金は発生しませんでした。
こちらはカップヌードルの製造工程をアスレチックなどの遊び場に例えていて25分毎の交代制になっています。
各回定員があるため、もしお子様を遊ばせるのであれば早めに整理券を取得することをオススメします。
中は結構広く、滑り台やロープで上まで上がるアスレチック、ボールプールなどがありました。
手荷物は一切持って入れないので、併設されている無料ロッカーに預ける必要があります。
自由にこのカップヌードルパークで遊ぶのではなく、あくまで製造工程に沿って遊ぶ必要があるため一方通行に進むかたちで遊ぶ施設になっていました。
チキンラーメンファクトリー
こちらは小学生以上が対象なので詳細は割愛させていただきますが、チキンラーメンを小麦粉から作り、揚げるまでを体験することができます。
場所はマイカップヌードルファクトリー横の3階です。
こちらは3ヶ月前から前日18時までインターネット予約ならびに電話予約が可能です。
値段は小学生300円、中学生以上が500円です。
異国の雰囲気で食事が楽しめる
4階に8カ国の麺料理が楽しめるフードコートがありました。
正式名称はNOODLES BAZAAR ワールド麺ロードというそうで、安藤百福が実際に旅先で出会った麺料理が提供されています。
ここは何より雰囲気が抜群で、東南アジアのナイトマーケットに来た気分になりました。
麺料理の大きさはハーフサイズのみで、どれも基本的に300円でした。
また別途200円でドリンクバーを付けることができます。
それぞれの国のドリンクも売っていて、今回は中国のブースでタピオカドリンクを注文しました。
値段も安いので1人2つずつ注文し、いろいろな味を楽しむことができました。
僕たちは中国の牛肉麺、インドネシアのミーゴレン、ベトナムのフォー、韓国の冷麺を食べましたが、どれも美味しく完食しました。
中国の牛肉麺は個人的に苦手な独特の薬味があるか心配しましたが、日本人向けになっていたのか全くそのような薬味はありませんでした。
ベトナムのフォーに関してもパクチーを入れるかどうか確認してくれるのでパクチーが苦手な方も大丈夫です。
他にもミニチキンラーメンが150円で売っていたのでうちの娘はこれにしました。
具材も選ぶことができ、子供でも食べられる好みの味にすることができました。
あと今回は挑戦しませんでしたが、カップヌードル味のソフトクリームも売っていました。
美味しいかどうかは別として、ネタや思い出作りにオススメです。
NHK連続テレビ小説「まんぷく」に合わせた特別展示も
現在NHKで放送されている連続テレビ小説「まんぷく」に合わせ、「チキンラーメンの女房 安藤仁子展」と題した特別展示が行われていました。
こちらは期間限定で2018/9/26から2019/3/31まで展示されています。
安藤仁子は安藤百福の妻であり、夫と共に日清を築き上げた功労者でもあります。
追加料金は必要なく、入館料だけで展示をみることができます。
館内には記念撮影用に写真パネルもありました。
感想とまとめ
カップヌードルミュージアム横浜は安藤百福を存分に感じ学ぶことができる施設でした。
カップヌードルといえば安く手軽に食べることができますが、今や日本だけではなく世界中で愛され多くの人を飢えから救ってきた大発明といっても過言ではありません。
その特許といってもいい製法を同業他社に無償で公開し業界の発展に尽くしてきた安藤百福ですが、その真髄がカップヌードルミュージアム横浜に散りばめられていました。
高校生以下の入館料を無料にしているのもその真髄の一部でしょうし、マイカップヌードルファクトリーやカップヌードルパークも追加でたったの300円を払えば体験し遊べてしまうことができます。
訪れる前は幼児には難しく遊べない印象を持っていたのですが、実際に訪れてみると見どころが多く遊びきることができました。
特に3歳以上だとカップヌードルパークでめいいっぱい遊ぶことができますし、異国の雰囲気を感じることができるフードコートも子連れにおすすめスポットでした。
訪れたことがない方は是非訪れてもらいたいです。
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