空室があるにも関わらずSPGアメックスカードでアップグレードされなかった経験談

SPGカードアップグレード失敗 旅行

先日、ディズニーリゾート内にあるシェラトングランデトーキョーベイホテルに宿泊してきました。
週末での宿泊だったので一番安いスタンダードルームでも4万円越え、であればちょうど付与されたSPGカードの継続特典での宿泊をしようと思ったのがきっかけです。
またSPGカードの継続は税込33480円するので、これであれば元が取れると思ったからでした。

そして週末とはいえ宿泊したのは1月なのでディズニーも閑散期です。
そのためシェラトングランデトーキョーベイホテルもそこそこ空室があり、あわよくばポイントを使ったクラブルームへのアップグレードも可能ではないかと思い宿泊しました。
ちなみにマリオットの会員種別はSPGアメックス特典のゴールドエリートです。

結果からお伝えすると、テーマにもある通りクラブルームはおろか、通常部屋も空室があるにも関わらずアップグレードはしてもらえませんでした。
この記事ではその経験談を今後に生かすための参考として記載しています。

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SPGカードの継続特典とは

SPGカードの継続特典として50000ポイントまでのホテルに無料宿泊することができます。
継続特典はカード更新日から直ぐに付与されるのではなく、大体2ヶ月ほどかかりました。
付与されるとマリオットアプリ上でも履歴として残りますが、特に付与されたことを示すメール等は届きませんでした。

この継続特典を使用するには以前までは電話を行う必要があったようですが、今回はアプリやWeb上から継続特典を指定して使うことができました。
SPGとマリオットが統合後にマリオットに電話したことがあるのですが、平日の昼間でも全くつながらなかったので電話する必要が無くなったのは良かったです。

また継続特典はスタンダードルームにしか適用できません。
ただし当日の空室状況次第でそのエリート資格に基づいた部屋へアップグレードしてもらうことが可能です。

継続特典に関しては付与されて間もなかったのですが、そもそもマリオット系列のホテルに宿泊するのはそんなに多くありません。
であれば使える時に使おうと思い、1月のディズニーに合わせてシェラトングランデトーキョーベイを予約しました。
シェラトングランデトーキョーベイは今まで何回も宿泊しており繁忙期でも部屋のアップグレードはしていただけていたので今回も期待してしまっていたというのが正直なところです。

まさかの有料アップグレードを提案された

当日ホテルに到着したのは7時半。
荷物を預けつつアーリーチェックインだけ済ませディズニーランドへ遊びに行く予定でした。

チェックインの前にアプリ上で予約した部屋を確認してみましたが、アップグレードはされていませんでした。
以前このシェラトングランデトーキョーベイに宿泊した際は、その前日にはアプリ上でもアップグレードが確認できました。
その時はパークウイングルームという新しめの部屋で快適だったのを覚えています。

そのため、チェックイン時にアップグレードできないかを聞いてみました。
調べてもらったところ、まずポイントを使ったクラブルームへのアップグレードは混雑のため不可とのこと。
次にスタンダードルームからより良い部屋へのアップグレードですが、こちらも同じく混雑のため不可とのことでした。
ただ、6000円を追加で払えばパークウイングルームに宿泊できるとのことでした。

お金を払えばアップグレードできるけどゴールドエリート資格ではアップグレードできないという衝撃の事実。
今までそのような経験はありませんでしたし、探した限り同じ経験をされたブロガーさんもいませんでした。
こういうこともあるんですね・・・

なにかの間違いではないかとスタッフにやんわり聞いてみましたが、これから予約が入るかもしれないためというのが理由でした。
理由を聞いたときは納得できるようなできないようなモヤモヤした気持ちでした。
出来ないものは仕方ないので追加料金は払わずそのままのスタンダードルームに宿泊することにしました。

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ゴールドエリートの無料アップグレードについて

ゴールドエリート会員のアップグレード特典について規約をもう一度確かめてみました。
以下の通り、ホテルの空室状況に基づき利用できるとあります。
空室があれば必ず利用できるものではなく、あくまで空室状況によります。

iv. ゴールドエリート会員対象の無料のエンハンスドルームへのアップグレード:
この特典は、追加料金なしに、チェックイン時のホテルの空室状況に基づき、会員ご本人の客室に限りご利用いただけます。
スイートへのアップグレードはゴールドエリート会員特典に含まれません。
エンハンスドルームには、眺めのよい客室、高層階の客室、角部屋、特別なアメニティのある客室、エグゼクティブフロアの客室などが含まれます。
ザ・リッツ・カールトンでは、直接のクラブアクセス付きの客室は対象外です。
アップグレードは、空室状況に応じて各参加施設が手配いたします。
ゴールドエリート会員対象の無料のエンハンスドルームへのアップグレードは、マリオット・バケーション・クラブ、マリオット・グランド・レジデンス・クラブ、アロフト、エレメント、および参加しているヴィスタナの施設を除くすべての参加ブランドでご利用いただけます。

4.3.b. Marriott Bonvoyゴールドエリート会員特典

今回は空室があったものの空室数が少なく、これから発生するかもしれない当日予約を見越してアップグレード不可だったものと思われます。

ちなみにプラチナエリートだったらこのような対応は受けないのではないかと思いますが、プラチナエリート会員の規約にもホテルの空室状況によりアップグレードするという文言がありました。

ii. プラチナエリート会員対象の無料のエンハンスドルームへのアップグレード:
プラチナエリート以上の会員資格をお持ちの方には、チェックイン時にご滞在全期間にわたってご利用が可能な空室の中で最も望ましい客室へのアップグレードを無料でご利用いただけます。
無料アップグレードは、スイート、眺めのよい客室、高層階の客室、角部屋、特別なアメニティのある客室、エグゼクティブフロアの客室などが対象となります。
ザ・リッツ・カールトンでは、スイートはチタンエリートおよびアンバサダーエリート会員にのみ対象に含まれており、またクラブラウンジに直接アクセスできる客室は対象外です。
エンハンスドルームへのアップグレードは、空室状況に応じて各参加施設が手配いたします。
プラチナエリート会員対象の無料のエンハンスドルームへのアップグレードは、マリオット・バケーション・クラブ、マリオット・グランド・レジデンス・クラブ、アロフト、エレメント、および参加しているヴィスタナの施設を除くすべての参加ブランドでご利用いただけます。

4.3.c. Marriott Bonvoyプラチナエリート会員特典

ゴールドエリート会員がアップグレードしてもらうためにできること

週末や繁忙期はスタンダードルームの予約を避ける

SPGカードの継続特典ではスタンダードルームしか予約できませんが、平日や閑散期を狙って使用すべきだと思いました。
今までもそれは意識していたのですが、今回は継続ボーナスを使わなければならない、継続ボーナスを使った方がお得だ、週末でも閑散期だから大丈夫だという思いから週末に予約してしまいました。
どのような事情があれ、今後は平日でなるだけ閑散期に予約しようと思います。

アーリーチェックインでダメなら後で再度チェックイン

チェックインの手続きをしてしまうと部屋には入らなくてもその場で部屋が決まってしまいます。
今までは早めに訪れて先にチェックインだけ済ませた方がアップグレード対象の部屋が空いているのではないかと思っていました。
実際に空室が潤沢にある場合はアーリーチェックインの方がいいと思います。

しかし、今回は後から予約が入ってしまうかもしれないがために断られた経緯があるので、それであればその場でチェックインは断り、後から再度チェックインしてみるのもありなのではないかと思いました。
面倒ですけど、可能性が少しでも増えるならやってみる価値はあるのではないでしょうか。

アップグレードがなくても満足できるホテルや部屋を選ぶ

今回はシェラトントーキョーに宿泊しましたが、先にも述べた通りスタンダードルームは決して満足できる部屋ではありませんでした。
安ければいいのですが、価格に見合っていないのが一番の問題点だと思います。

また、いくら平日や閑散期を狙って宿泊しても、アップグレードされないリスクは毎回負ってしまいます。
そもそもアップグレードはされたらラッキーなくらいのものだと割り切ることが重要ですね!

そして例えアップグレードされなくても価格に見合う部屋であれば納得できます。
今回はSPGカードの継続特典を使用したのでスタンダードルームしか予約できませんでしたが、それであればスタンダードルームでも納得できる別のホテルを予約すべきだと思いました。
また継続特典ではない通常宿泊の場合も、週末や繁忙期はランクを上げた部屋を予約する方が安心ですね。

感想とまとめ

今回初めてSPGカードを持っていてもアップグレードされないということを経験し、このカードを継続するかどうかも含めて考えさせられました。
これまでは子供が小さく平日宿泊なんかもできていたのですが、4月からは園児になることもありホテルでの宿泊は週末や長期休暇が中心となります。
そうするとアップグレードという観点ではSPGカードのメリットをあまり享受できません。
また昨年は改悪があり16時のレイトチェックアウトも14時になりました。
そのため、SPGカードの年会費である税込33480円分の特典を使い切れるかというと疑問です。

ちなみにマリオット系列のホテルはディズニーランドでの宿泊がメインであった我が家。
シェラトントーキョーが今回ご紹介したような状況なので、今後は同じくディズニーオフィシャルホテルになっているヒルトン系列に乗り換えることも検討していきたいです。

その後なんだかんだ3年経ちましたがSPGカードは引き続き持っています。

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