横浜駅東口にあるアソビルといえばウンコミュージアムの印象が強いですが、「PuChu!(プチュウ)」という子供向け室内遊び場でありテーマパークが2019年5月に誕生しました。
値段が高く二の足を踏んでしまいなかなか行けなかったのですが、ようやく3歳の娘を連れて遊んできました。
この記事ではプチュウの施設や遊べる遊具についてご紹介します。
プチュウの基本情報
場所
プチュウはアソビルの4階にあります。
アソビルは横浜駅みなみ東口通路直通になっていて、改札からも徒歩数分の距離にあり駅近というよりむしろ駅横です。
料金
プチュウの入場料である料金ですが、2019年11月22日に料金改定がありました。
全体的に値下げと料金プランが追加になっています。
詳しくは以下の記事でまとめていますのでご参照ください。
ロッカー
アソビルの1階に荷物を預けられるロッカーがあるのですが、プチュウ内にもロッカーがありました。
ロッカーの大きさは大・中・小で、それぞれ500円、400円、300円と有料でした。
・一度ロッカーに預けたあとに荷物を取り出し再度預ける際は料金がかかるので注意が必要です。
・ロッカーとは別に無料の傘立てがあったので雨の日の傘も問題ありません。
トイレ
プチュウ内にトイレがありました。
男性女性で分かれていたのと、さらに子供用のトイレに分かれて、小さな便座がありました。
娘も使用しましたが、トイレは清潔で安心して済ませることができました。
調乳用浄水給湯器や電子レンジ
プチュウ内にミルクを作ることができる調乳用浄水給湯器がありました。
またその隣には電子レンジもあり、自由に使うことができます。
ミルクが必要な小さい子がいても安心です。
自動販売機
プチュウ内にジュースやお茶などの自動販売機がありました。
料金は500mlが160円、小さなペットボトルが130円と、特別高くもなく一般的な価格設定でした。
水も110円で売られていたので飲み物を買うためにプチュウから出る必要はありません。
ベビーカー置き場
プチュウ内にベビーカー置き場がありました。
そのため、ベビーカーの場合は預けずそのままエレベーターでプチュウがある4階まで上がることができます。
入場システム
アソビル1階受付
まずはアソビルの1階で受付を行います。
購入したチケットの時間帯に訪れ、事前購入の場合はスマホの画面を見せます。
2019年6月29日から、土日祝日は当日券を販売しています。
アソビルの当日券受付ではなく、プチュウ専用の受付があります。
プチュウ専用エレベーターで4階へ
受付奥にプチュウ専用エレベーターがあり、4階まで移動します。
専用エレベーターだけあり、エレベーター内も宇宙がテーマになっていました。
4階受付
4階に到着すると再び受付がありますが、1階の受付で手渡されたカードを渡し館内の説明や入館時間が記載された首から下げるプレートをもらいます。
他にプチュウオリジナルステッカーとポストカードがもらえました。
よくできたステッカーでカッコいいです!
靴箱に靴を置いたら準備完了
館内では子供は裸足で遊ぶ必要があります。
靴と靴下を下足箱に入れ、ようやく準備完了です。
テーマに分かれた遊び場
プチュウは「7つの星」と「5つのゾーン」の計12のプレイエリアで構成されています。
遊んでみて分かりましたが、一つ一つのデザインが凝っていて大人から見てもオシャレでしたし楽しめました。
というのも、プチュウは世界で活躍するクリエイターやアーティストがこだわりをもってデザインしたそうです。
値段が高いだけありますし、さすがですね!
プレイエリア紹介
ここでは、12個あるプレイエリアを一つずつ見ていきます。
3歳の娘がよく遊んだエリアは写真も多めになっています。
ダンススター
館内に入ってまず目につくのがこのダンススター。
小さなトランポリンがいくつも点在していて、ミュージックに合わせて踊り飛び跳ねることができます。
飛び跳ねることで音が鳴るのですが、音にもいくつか種類がありトランポリンの場所によって異なっていました。
また前方にはDJの気分を味わえるようなターンテーブルがありました。
実際に回すこともできますし、他にも細かいスイッチなどがあり音楽を変えることができます。
スタッフの方もノリノリで子供に使い方や遊び方を教えていました。
子供は飛び跳ねることが好きなのでこのエリアは人気だったように思います。
ハートスター
ハートスターはその名の通りハートをテーマにしたエリアです。
下にはボールプールならぬハートプールになっていて無数の小さなハートが敷き詰められていました。
その上にはメリーゴーランドのように大きなハートが円を描くように置かれていて、その上に乗り写真撮影を楽しめます。
さすがに動かないですけど、周りのピンクとも相まって写真が映えます!
あと、奥に2人乗りのシーソーがあるのですが、ここでもスタッフの方が気を利かせてシーソーを押し娘と遊んでくれました。
ミュージックスター
大きな音符が目印のミュージックスターではさまざまな楽器に触れることができます。
子供用のギターやタンバリン、鉄琴などオモチャよりもより本物に近い楽器が置かれていました。
娘は幼稚園の先生がギターを弾くそうで、同じように真似をしていました。
そして不思議なチューブ型のオブジェ、これはオブジェではなくミュージックスター内の仕掛けです。
穴に向かって声を出し楽しめる仕掛けとなっていました。
ブックスター
ブックスターはさまざまな本が並べられた角柱型の空間で、奥の方には万華鏡のように細かい鏡が設置されていました。
鏡が鏡を映し出し、宇宙のように無限の世界へ行った気分になることができます。
床もその鏡の一部になっているのですが、落ちるんじゃないかと子供達は皆恐る恐る下を覗き込んでいました。
絵本もたくさんあるので子供に読み聞かせを行っているファミリーもいました。
ライフスター
ライフスターはフェルトでできた大きな野菜が植えられた野菜畑になっていました。
大きな野菜を引っこ抜いたり植えたりして遊ぶことができます。
これまでいろんなキッズエリアに行ってきましたが、野菜畑をテーマにした遊びは初めてでした。
アートスター
アートスターはデジタル技術を使ったアートを楽しめるエリアです。
例えば、走ると壁の絵が動き鳥が走った方向に飛びました。
床だけではなく壁も使った2面アートはそれまでの常識を飛び越え想像力が鍛えられそうです。
またプラレールなんかもありました。面白いのは壁にもプラレールを伸ばすことができることです。
今までにないアート体験ができること間違いなしですね。
他に、アートスターの一部かは分かりませんが塗り絵ができるスペースもありました。
塗り絵のテーマはプチュウに合わせて「宇宙」でいくつかデザインがありました。
ビジョンスター
ビジョンスターでは、月の形をした大きなクローゼットにたくさんの引き出しが付いていました。
この引き出しの中には大小さまざまな木でできたオモチャやパーツが隠されていて、それらを宝探し感覚で見つける楽しさがあります。
レインボーコスモス
プチュウ内の中央に位置するレインボーコスモスには滑り台があり、滑ると星やボールなどが映し出され音が鳴ります。
アイスなんかも映し出されましたが、うまく滑るとより一層ピカピカ光ります。
数あるエリアの中でもこのレインボーコスモスがメインエリアなんじゃないかと思います。
レインボーコスモスと同じ場所にある「ふわふわユーフォー」はUFOをイメージしたトランポリンです。
ダンススターにもトランポリンはありますが、こちら方が何倍も大きく飛び跳ねてボールプールに飛び込むことができます。
そしてカラフルなボールプールですが、このボールは虹色の銀河をイメージしているそうです。
ボールプールは寝っ転がったり飛び込んだりする楽しみの他に、隠れたスターを探すという仕掛けがありました。
娘も周りの子もスターを探すのに夢中でボールプールの中に潜りながらたくさん見つけていました。
他にも黄色いロープで作られたアスレチックがありました。
ミュージックスターとレインボーコスモスをつなぐ役割も果たしていて、全身を使った遊びができます。
ワープゾーン
ワープゾーンでは、UFOにまたがりターザンのようにロープを持って端から端を移動することができます。
中には立って乗っている子もいましたが、乗り方は選べます。
娘も遊ぼうと並んでいたものの、いざ自分の番になると怖くなったようで遊びませんでした。
対象年齢は5歳以上だったのでまだ早かったかもしれませんね。
メイズ
プチュウの奥にあるのがこのメイズです。
メイズは英語で迷路の意で、宇宙空間にできた迷路をイメージしてデザインされているようでした。
奥に仕掛けがあり、ボタンを押すと音が鳴りました。
迷路というほど複雑ではないですが、子供の背丈に合わせてできていてちょっとした冒険することができます。
ベビーパーク
ベビーパークは0歳から生後18ヶ月のベビーが遊べるスペースです。
ここにはクッションマットや布絵本、オモチャが置かれていて小さな子でも周りを気にせず安全に遊ばせることができます。
ママテラス
ママテラスでは蓋付きの飲み物を飲めるスペースです。
子供だけではなく大人も自由に使えるスペースで、ママ友同士でお喋りを楽しむ光景が見れました。
子供にはこのスペースで小まめに水分補給させたいですね。
飲み物はプチュウ内にも自販機があるので買ってママテラスで飲むことができます。
感想とまとめ
全体的に遊具の質が高く、何より未来的なセンスが良く感性が養われる空間でした。
そしてスタッフも比較的多く、子供と一緒に遊んでくれたり安全を見守ってくれたりと終始安心して遊ばせることができました。
また30分に一度のダンスタイムでは照明や音楽が変わるのですが、スタッフがダンスで盛り上げてくれます。
遊具もプチュウとして時間区切りで人数制限を行なっているため余裕があり、走り回ってもぶつからない程度の混雑でした。
まとめとして、プチュウは入場料が高いものの、それに十分見合う内容になっていました。
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